「にらまれた」ことはホントにそう?
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人から”にらまれて”怖いです
人から”にらまれて”怖いです。
という相談がありました。
睨む、睨まれるというと
怒り、恨みなどのネガティブな感情が入っている
ニュアンスがあります。
ですが、本当に睨まれたのでしょうか?
自分が相手を睨むなら
意図がはっきりしているので
睨むという言葉は使いやすいです。
ですが、”睨まれる”という受身となると
相手はどういう意図かは聞いてみないとハッキリしません。
何かに集中して目を細めて見ていたのか?
私(自分)の後ろの何かを見ていたのか?
単に視力が悪くて目を細めていたのか?
は分かりません。
あらゆる可能性があります。
ですが、ハッキリわかることは、
”相手は目を細めてこちらを見た”
という事実だけです。
そこを睨まれたというネガティブな思いを入れてしまうと
歪曲した自動思考になります。
※自動思考とは、瞬間に出てくる自分の考え方のクセです。
根拠のない思い込みや決めつけなどは、自動思考になりやすいです。
今後予定している認知行動療法の講座で学べますのでお楽しみに。
状況を間違って読み取ってしまうのも
自動思考が原因のことが多いです。
事実なのか?
自分の価値観、考え方、感情が含まれた思考なのか?
に気づけることが大切です。