結果より過程(プロセス)を褒める
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部下 「課長、資料できたので確認してください」
上司 「なんだこの資料は! 全然違うじゃないかっ!」
上司は思ったものと違う資料が出来上がって、思わず声を荒らげたのでしょう。
上司にとって部下が仕事の結果を提出したとき
出来の良い悪いは気になるでしょう。
結果だけをみると良い時は褒めやすいですが、悪い時は注意するしかなくなります。
そこで過程(プロセス)を褒めるようにします。
何のためにどう考えて行動したのかを理解して褒める必要があります。
結果が悪かったとしてもプロセスなら褒めることができます。
プロセスなら褒め続けることができて、
部下の存在価値や役割を承認することができます。
また、結果だけを褒めていたら
上司の気に入るような結果を出そうとするだけになり、
仕事の目的を見失ったり、部下の成長もできなくなります。
それぐらいプロセスが大切なのですが、
上司自身も何のための仕事か?を理解し続けていないといけません。
つい「相手はわかっているだろう」と思い込み説明を省略しがちですが、
自分と他人は違います。
コミュニケーションの基本は、「自分と他人は違う」ということです。
面倒がらず自分のためにも相手のためにも丁寧に説明しようと思えば、
プロセスのどこを褒めるかも見えてきます。